この記事を読んでくださっているのはきっと、命がけの出産を終え、毎日の育児に奮闘中のママや、それを支えているパパかと思います。
毎日、本当にお疲れ様です^^
子どもを育てるにあたり、『完全母乳で育てたい!』と思っていても、様々な事情により難しくなることってありますよね。
- 母乳が出なくなった(少なくなった)
- 仕事復帰のため保育園に預けなければいけない
- ママの病気により、薬を飲む必要がある
など・・・
私の場合は、1人目も2人目も母乳で育てていたので、3人目もできれば母乳で育てたいという思いがありました。
しかし産後しばらくして持病(クローン病)が悪化し、それまでよりも強い薬を使わなければいけなくなったため、母乳をやめて完全にミルクに移行する必要がありました。
また、入院の可能性もあり、保育園に入所させる必要があったのですが、上の子達と同じ保育園に相談したところ「哺乳瓶で飲めるようにならないと預かることはできません」と言われました。
完全母乳から人工乳への移行方法:哺乳瓶拒否の克服と実践結果
そこで、完全母乳から完全ミルクへ移行することになったわけですが…、とても大変だったので、私がどのように娘の哺乳瓶拒否を克服したのか、お伝えしたいと思います!
哺乳瓶拒否を克服するために試したこと
完全母乳からのミルク移行、なかなか大変とは聞いていたけれど、実際本当に本当に苦労しました…><
ミルクを飲ませようと挑戦し始めて、哺乳瓶で飲めるようになるまで、約2ヶ月くらいかかりました・・・。ちなみに、生後5ヶ月の時です。
- ミルクの種類を変える
- 哺乳瓶の乳首を替える
- 夜中の授乳時、最初に母乳をあげつつ、さっと哺乳瓶を差し込む
- 押せば出るストローコップを使う
- 生後4ヶ月から使えるマグで飲ませる
では、1つずつ詳しく説明します^^
ミルクの種類を変える
店頭には、販売されている粉ミルクが何種類も並んでいるので、どれが良いのか悩みますよね。
そんな時には、まず最初から大きな缶を買うのではなく、1回分ずつ個包装されたものをいくつか買ってみるといいですよ^^
1本で100ml分なので、とても便利です。
大容量のミルクを買って、結局飲んでくれず無駄にしてしまうより、最初は個包装されているものが便利ですよ。
1回分ずつ計る必要がなく、さっと使えるのでお出かけの際もとっても便利です!
また、私はかかりつけの小児科で定期的に行われている栄養指導に行ってみたのですが、その時にお試し用のキューブのミルクをもらったので、それを使ったりもしました。
哺乳瓶の乳首を変える
友人や、保健師さんなどに相談した際、「哺乳瓶の乳首をいろいろ試してみたら?」と言われました。
また、ネットなどで調べてみても、「乳首を変えてみたら飲んでくれた!」という経験も見られました。
でも、哺乳瓶も、わりといい値段しますよね。
新しく購入して、結局飲んでくれなかったらもったいないな・・・、と思い、私は2種類の哺乳瓶を使いました。
「母乳実感だと飲んでくれる!」という声もよく聞きました。迷っている場合は、こちらをオススメします。
また、以下でも紹介しますが、ミルクに移行する時すでに生後5ヶ月で、そろそろ離乳食も始まるし、別に哺乳瓶にこだわらなくてもマグで飲めれば問題ないのでは?と思い、哺乳瓶はそれ以上買い足しませんでした。
夜中の授乳時の工夫
夜中、娘がぐっすり眠っていたり、眠たくてたまらない時にまずおっぱいをくわえさせ、母乳をあげました。
娘は目をつぶって半分眠りながら飲んでいる状態です。笑
そして、その横から、しれーっと口のなかに哺乳瓶を差し込み、同時に自分の乳首を離します(伸びて痛かったけど泣)
するとどうでしょう!
半分眠っている娘は、そのままだまされて哺乳瓶でしっかり飲んでくれました(*^^*)
まぁ、これはものすごく眠たい状態の時だけ有効で、昼間は失敗に終わりました。笑
ストローコップの使用
このストローコップはなかなか優秀ですよ(^^)
フタのpushと書いてある部分を押すと飲み物が出てくるので、赤ちゃんが口にくわえてくれさえすれば飲み物がお口に入ります。
ストロー飲みの練習に良いとのことで、楽天でのレビュー評価も4.73と高評価です!
両手で持てるし、フタを外せばコップにもなりますよ。
カラーも可愛いのでおすすめです♪
マグの使用
どうしても哺乳瓶拒否で飲んでくれなかった娘。
そこで、生後4ヶ月から使えるマグを購入してみました。
『くわえるだけで飲みものが出る』と書いてあったので、これだ!と思いました。
また、パーツを付け替えればコップ飲みのトレーニングもできますし、別売りの漏れないストローに替えて使うこともできます。
日本製というのも安心ですよね!
で、実際に使ってみてどうだったかというと。
娘にはこれが合ってました!(ToT)
最初こそ、口に入れると泣いて嫌がりなかなかうまく飲めなかったものの、何度も繰り返しくわえさせていると、だんだん上手に飲めるようになりました!すごい!!
ということで、うちの娘の場合、哺乳瓶よりも先にストローマグで飲めるようになりました(^o^;)
その後、しばらくこのマグでミルクをあげていたのですが、半月くらい経って、哺乳瓶であげてみたらなんと嫌がらず飲んでくれるようになったんです!
完全母乳から人工乳育児に変えた結果
ミルク育児って、ミルク代が高くかかるし、毎回哺乳瓶洗ったり消毒するのめんどくさいし、夜中泣き出したときにミルク作るの大変そう・・・。お出かけの時も、哺乳瓶やお湯持って行かないといけないよね。
母乳だと、なんといってもタダだし、調乳の必要なく人目がなければさっとあげられるし、夜中眠たいときも起き上がらずに添い乳できるし、楽だよね~。
と、こんなふうに、私はずっとミルク育児は大変。母乳をあげるのが楽。だと思っていました。
ですが、実際子どもが哺乳瓶でミルクを飲んでくれるようになり、慣れてくるととっても楽です^^
もちろん、毎回哺乳瓶を洗ったり、夜中も調乳したりと手間はかかりますが、離乳食が始まり月齢も大きくなると、哺乳瓶も毎回消毒する必要はないですし、寝る前にたっぷりミルクを飲ませてあげると朝までぐっすり眠ってくれたりします。
母乳をあげていた時と比べると肩や腰の負担が減り、身体も楽になりました。
何より、『授乳はママの仕事ではなくなった』こと。
哺乳瓶でミルクをあげるのは、ママじゃなくてパパでもできます。支えておくだけなら、4歳の長女が手伝ってくれることもあるし、哺乳瓶で飲むことに慣れてきた娘が自分で抱えて飲んでくれるようにもなりました。
ママ以外でもミルクをあげられるので、保育園はもちろん、急な用事ができた時や通院時など、預けることも可能ですよね。
完全母乳育児から完全ミルク育児に変えて、ミルク代はかかるけど、ママの負担が減って余裕ができました。
私は、生後6ヶ月でミルク育児に切り替えましたが、離乳食も始まるし、いいタイミングだったかなと思っています。
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まとめ
完全母乳から完全ミルク育児に移行するとき、ミルクの味が嫌なのか、それとも哺乳瓶の乳首が嫌なのか、赤ちゃんは教えてくれないのでママやパパが試行錯誤しながらなんとか練習するしかありません。
我が家は3人目にして、ここまで苦労するとは思ってもいませんでした・・・。
早いうちから、混合とまではいかなくとも哺乳瓶に慣れさせておけばよかったと何度も思いました。
でも、私の場合母乳が出すぎて、母乳をしっかり飲ませないと張って痛くなるくらいだったので、無理にミルク飲ませなくても・・・という感じだったんですよね。
我が子の場合は、哺乳瓶よりも先にマグスパウトとストローで飲めるようになりました。
何らかの方法で飲めるのであれば、必ずしも哺乳瓶じゃないとダメということはありません。(哺乳瓶で飲めなければダメという保育園なら別ですが…;)
もし、どうしても飲んでくれなくて困っているというパパやママは、ぜひ一度今回紹介したストローコップやマグを試してみてくださいね^^
ちなみに私は2つ購入し、1つは保育園、1つは家の水分補給用に使っています。
このソーダフロートの柄、とっても可愛くて気に入っています♪
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