妊娠11週目の胎児の様子はどんな感じ?
妊娠11週目になると、お腹が少しふっくらしてくる方も多いのではないでしょうか。
順調に赤ちゃんが成長している姿がわかるような気がして、嬉しくなりますよね。
妊娠11週目頃のお腹の赤ちゃんの様子はどんな感じなのか、調べてみました。
・ 口や鼻の形成、脳の発育が進む
・ 消化器官が発達する
妊娠11週目になると、三頭身程度に成長し、重さも10〜15g程度まで大きくなっています。
口まわりの骨部分が形成されて、口をパクパク動かしたり、あくびが出来るようになります。
また、鼻の形成も行われて、嗅覚が発達するなど、五感が少しずつわかるようになります。
また、脳の発育がどんどん進み、産まれる頃と構造が同じくらいまで成長します。
ほかにも、消化器官が発達し、少しずつ機能を始めて、おしっこができるようになります。
羊水を体内に取り込んで、栄養を吸収し、羊水を浄化して、排出するようになります。
それにより、羊水はきれいな状態が保たれて、赤ちゃんの成長スピードも増すのですね。
まだ早期流産に注意を
赤ちゃんも順調に成長していると安心した矢先、ひどい腹痛に襲われた、という方も多いのですよね。
立てない程の痛みのある腹痛は、流産の兆候とも言われているので、怖いですよね。
妊娠11週目頃に、流産してしまう確率は一体どれくらいなのでしょうか?
・ 12週目頃までは安静に過ごす
・ 出血や腹痛があったらすぐに病院へ
赤ちゃんの心拍が確認出来るようになると、流産の確率は5%程度まで下がると言われています。
それでも、可能性はゼロではないので、まだ安心することは出来ません。
心拍確認後の11週目に流産を経験した、という女性もいるので、油断は禁物です。
このころの流産は、ほとんどが胎児側に問題のある早期流産と言われています。
染色体異常によってこれ以上成長出来なくなってしまうことが主な原因として挙げられます。
ママには問題があるわけではないので、あまり自分を責め過ぎずに、前向きに過ごすことが大切です。
突然出血したり、立てないほどの腹痛が起きた場合は、すぐに病院を受診するようにしましょう。
エコー検査で流産の兆候はわかる?
毎月の妊婦健診で必ず行われるエコー検査は、赤ちゃんの様子がわかるので嬉しいですよね。
その検査で、もし流産の兆候がわかることが出来たら、早めの対応ができますよね。
エコー検査で流産してしまう可能性がわかることはあるのか、調べてみました。
・ ダウン症などの特徴的なものなら判断出来ることがある
エコー検査は、超音波を当てて、その反射を映像化することで体内の様子を知るための検査方法です。
赤ちゃんの姿も確認することが出来ますが、その見え方は赤ちゃんのその時の体勢によります。
こちらに背を向けた状態の場合、見える範囲は狭く、心臓も見えない、ということがあるのです。
そのときは、もし心臓などの臓器に異常があったとしても、判断が出来ないということになります。
そのため、エコー検査のみで流産の恐れになる成長の異常を発見することは難しいのです。
ダウン症などの、身体的特徴のある障害は、ベテランの先生なら判断できることもあります。
しかし、その判断も100%ではないので、精密検査を受けることをおすすめします。
流産を防ぐためにママが意識したいことは??
赤ちゃんを守るために、ママにできることなら、何でもしてあげたいですよね。
ふだんの生活でママが出来る流産予防には、一体どんな方法があるのでしょうか。
出来るだけ安静に過ごす
無理に運動や仕事を頑張りすぎてしまうと、お腹に負担がかかり、流産のリスクも高くなります。
なので、妊娠初期のあいだは、無理せず、出来るだけ安静に過ごすようにしましょう。
無理をせず、ゴロゴロしながらマンガを読みながら過ごせるのは今のうちですよ~^^
ビタミンCを摂る
ビタミンCには、血液や骨、血管を形成するコラーゲンや鉄分の吸収を良くする働きがあります。
赤ちゃんの成長の手助けになるので、果物や野菜などからたくさん摂るようにしましょう!
キウイフルーツやレモン、ブロッコリーやパプリカなどに豊富に含まれていますよ。
バランスの取れた食事を意識する
赤ちゃんが必要とする栄養が不足しないように、バランスの良い食事を取りましょう。
まだつわりが治まらないという方は、1日5〜6回に分けて少しずつ食事をすると良いですよ。
食欲がわかないという方は、サプリメントで栄養補給をするのも良い方法だと思います。
野菜や果物には、必要な栄養が豊富なので、できるだけ食べるように心掛けて下さいね。
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