今年もバレンタインデーが近づいてきました。バレンタインが近づくとなんだかそわそわする男子、バレンタインに何を渡そうかと準備で忙しい女子、それぞれ多いと思います。バレンタインデーには、「好きな人にチョコレートを手渡して告白をする日」という考え方が根付いていると思いますが、最近のバレンタインデーは、「日ごろお世話になっている人へ、お菓子を添えて感謝を伝える日」というような位置づけにもなってきています。
そもそも、なぜ、バレンタインデーではチョコレートを渡すことが定番化したのでしょうか？バレンタインデーに渡すチョコレート以外のお菓子に込められた意味にはどんなものがあるのでしょうか？調べてみました。
バレンタインデーにチョコレートを贈る文化は日本だけ？
バレンタインが近づくと、スーパーやコンビニ、デパートなどあらゆるところにチョコレートがたくさん並んでいます。バレンタインデーといえばチョコレート！という人がほとんどだと思いますが、バレンタインにチョコレートを贈る習慣は、日本独自のものだそうです。
海外の場合は、チョコレートに限らず、お菓子やカード、花束などを恋人や家族、友人に贈ります。
日本でバレンタインデーが流行し始めたのは、1958年頃です。一説によると、都内デパートで開かれたバレンタインセールで「バレンタインにはチョコレートを贈ろう」と広告やキャンペーンが行われたことが発端と言われています。
好きな人以外へも贈る？！○○チョコ
好きな人以外にも、普段お世話になっている人や会社の上司、友人などへ向けてチョコレートを準備する人も多いですよね。「○○チョコ」にはどんなものがあるのでしょうか？
義理チョコ
「恋愛感情や愛はないけれど、普段からお世話になっている」などの理由で渡すチョコレートです。単にホワイトデーのお返しを期待して渡している人も多いのではないでしょうか？形式的なプレゼントです。
友チョコ
女の子が同性同士で交換し合うチョコレートのことです。「友チョコ」という言葉が習慣化したのは、2000年ごろからです。
逆チョコ
男性が女性にチョコレートを贈ることです。「愛の告白」だけでなく、スイーツ男子が手作りしたお菓子を、友チョコとして女友達に配るケースもあるようです。
マイチョコ
その名のとおり、「自分へのご褒美」として買うチョコレートです。お店に並んでいるチョコレートはどれも美味しそうで、自分も食べたくなりますよね。
ファミチョコ
義理チョコの一環になりますが、奥さんや娘さんが、お父さんや兄弟にチョコレートを贈ることです。普段は照れくさくて伝えられない感謝の気持ちを、チョコレートに託して渡せるといいですね。毎日仕事でヘトヘトなお父さんは、もらえるだけですっごく嬉しいのではないでしょうか。
注意したい！渡すものによって込められた意味とは
マシュマロ
口に入れるとすぐに溶けてなくなることから、「あなたが嫌い」という意味になったとされています。また、お返しにマシュマロの中にチョコレートが入った商品だと、「あなたの気持ちをそのまま突き返します」という意味合いもあるそうです。かわいらしい形、ハートの形をしたマシュマロだとしても、バレンタインデーやホワイトデーでのやり取りには気を付けたほうが良さそうですね。
キャンディー
あまい甘い味を口の中でいつまでも楽しめるということから、「あなたのことが好き」という意味が込められているそうです。
クッキー
サクッとした軽い食感から、「友達でいましょう」という意味合いがあるそうです。クッキーはわりと簡単に作れて、チョコが苦手でも食べられるという人は多いので、義理チョコの代わりにしても良さそうですね。
マドレーヌ
マドレーヌは、二枚貝を模したお菓子です。二枚貝の組み合わせは、2つと同じものがないため、「あなたに寄り添いたい」という意味になるそうです。好きな人へのホワイトデーのお返しとしては、マドレーヌを渡すと良いかもしれませんね。
キャラメル
溶けてなくなった後も、口の中に甘さが広がり、余韻が楽しめるキャラメル。たった一粒で元気になれるということから、「安心できる存在」という意味が込められるそうです。恋人や旦那さんにはもちろん、お父さんへの義理チョコ代わりに渡しても良さそうですね。
バームクーヘン
「木の年輪」を模したバームクーヘンは、その形から「円満」という意味合いにつながるそうです。これからも仲良く過ごしたい旦那さんへ贈ったり、今後も良好なお付き合いをしたい上司へお渡しするのも良いでしょう。
マカロン
マカロンは、「特別な人」という意味が込められています。マカロンのレシピは非常に手間暇がかかるものであり、完成までに長い時間がかかります。また、香りや味はもちろん、色鮮やかで可愛いフォルムには、気分を盛り上げる効果もありそうです。このような理由から、マカロンは本命チョコと同じ意味を込めて渡せるお菓子といえそうです。
プリンやドーナツ、和菓子など
人の好みは様々です。洋菓子より和菓子のほうが好き、という男性もいるでしょう。世の中には、上記に挙げたお菓子以外にもたくさんのお菓子があります。プリンやドーナツ、和菓子には特に意味が含まれていないので、差し入れ感覚で気軽に渡すにはおすすめです。
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